より大きな地図で 岩屋神社 を表示
福岡県東峰村にある、岩屋神社です。
岩屋神社は、JR日田彦山線筑前岩屋駅から、更に山手に登ったところにある神社です。
岩屋の奇岩群ーこのあたりは火山活動と、風化浸食によって出来た安山岩質集塊岩の林立した奇岩石群が見られます。
こんな感じの風景です。
国指定重要文化財、岩屋熊野神社修復祈念碑がありました。
さて、神社の境内の方角へ進んでいきましょう。
岩屋神社についての案内板がありました。
更に進むと、大きな木がありました。
岩屋神社の大公孫樹、と書いてあります。これは、おおいちょう、と読みます。
福岡県の天然記念物に指定されている、おおいちょうの木、なのでした。岩屋神社のご神木の1つです。この大公孫樹は、戦国時代末の文豊後の大友宗麟による二度の宝珠山焼き討ちにも耐え、岩屋神社の盛衰と人々の祈りを見つめてきました。
更に本殿に向けて、歩を進めてみましょう。
突然視界が開けます。たくさんのお地蔵さまがおられますが、何かが変です。そう、お地蔵さまには、首がないのです。
岩屋の首無し地蔵、と言われます。明治維新後、国は日本再生の精神的支柱として、日本古来の神道を選び、神仏分離令、修験道禁止令を出します。仏教色を一掃する廃仏毀釈例は、ここ岩屋でも吹き荒れ、仏像群などが破壊され、谷底に投げ捨てられたりしました。その後五百羅漢、五輪塔、などが村民らからわずかに川底から引き上げられ、安置されました。しかし、拾い出された153体の石像のほとんどには首がなかったのです。
巨大な岩が行く手を遮りますが、大きな穴が掘られています。ここを潜って、先に進みます。
国指定重要文化財、岩屋神社本殿の碑。いよいよ岩屋神社本殿が見えてきます。
岩屋大権現の鳥居を潜ると。。。
大きな岩と、大岩、権現岩の窪みの中に鎮座する本殿が見えてきました。
岩屋神社本殿です。
もう少し離れてみた岩屋神社本殿です。この中に、ご神体である宝珠石が、薦にくるまれて安置されています。
本殿に覆い被さるようにある権現岩のてっぺんはこんな感じです。このあたりは、岩屋の奇岩群と言われ、このような岩が林立しています。
1698年、福岡藩4代藩主黒田綱政の建立です。外殿は、大岩の権現岩の窪みを利用して作られ、内殿の前には、薦に包まれたご神体の宝珠石が祭られているという、珍しい形式です。彦山修験道に関係する、17世紀にさかのぼる数少ない貴重な建造物として、昭和63年に国指定重要文化財に指定されました。
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ラベル:東峰村